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September 08, 2021

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JCMA女性委員会コラムVo.4:人と人との距離感

もう4度目のコラムとなりますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

COVID-19感染症の流行も様々な変化が起き、対策も長期化しています。今回は今までのコラム同様、自分時間に焦点をあてつつ、「働く」側面も少し交えたお話が出来ればと思います。

「働く(work)」×「休暇(vacation)」=「ワーケーション(Workation)」

ワーケーションはオフィスや自宅から離れた場所で休暇を謳歌しつつ、リモートワークを活用しながら働くことで、ニューノーマルな働き方とも言われております。私が所属している会社では感染症対策など様々な対応をしておりますが、その中で「新しい働き方・自分時間の持ち方を模索する機会にしよう」という考え方より、検証的にこの試みが行われました。(※)

(※)実施に当たっては安全対策・時期・場所等を考慮したうえで実施しました。

具体的には、部署横断で構成した少人数のチームを組み、オフィスを離れた希望の場所をチーム任意で決め、3日~2週間程度などの期間で実施しました。まずは、宿泊・ワークスペース・必要機材・連絡体制などの調整をし、その後、業務:休暇=5:5の割合にして、リモート会議などを含めた通常業務と各自任意の休暇計画を組みこんでいきました。例えばカヌーに乗って休暇を楽しむ人もいれば、お客様とオンラインミーティングをしている人もいるという、なんとも普段の日本企業の常識から考えると不思議な状態です。

実感したのは以下の効果です。

・場所を変えたリフレッシュ:オフィスでもなく自宅でもない普段は見慣れない土地で過ごす時間はなかなか新鮮です。いつもの業務でも気持ちも新たにPCに向かえば、少し視点が変わります。ハンモックで揺られながらブレインストーミングをしたら、次の仕事のアイディアにもつながるかもしれません。

・滞在した土地の刺激:なかなか出歩けない今だからこそ、オフィスと自宅以外での刺激は目に留まりやすいものもあるかもしれません。その土地の良さであったり温かみであったりというものは以前からあったにも関わらず、今だから気づいたような気がする!と思うことも多々ありました。

・チームビルディングの効果:今回の施策では、部署横断で普段は仕事を一緒にしないメンバーと一緒に行動したことで起きた効果でした。仕事以外でなかなか長い時間を過ごすことがなかったので、一緒にいる人のテンポや間合いがわかるようになるのも、寝食を共にしたワーケーションのよいところだと思います。

終えてみて感じたのは、オフィスや自宅だけでなくても生産的な仕事はできるという自信、仕事があることで休暇もメリハリをつけて楽しむことが出来たという達成感でした。そして、改めて感じたのは人とのコミュニケーションの大事さでした。

もちろん、特にこの業界でこのような働き方・時間の過ごし方は、一時的であっても、実施となると難しい側面が多々あるかと思います。弊社は翻訳や通訳などをはじめとしたコミュニケーションのサポートサービスを実施しており、以前から海外在住のお客様とは基本的にオンラインのミーティングやメールなどで随時フォローアップをしていたことから、コロナ以前からオフィス外での業務にはなじみがございました。案件によって在宅で可能な業務とそうでないものとのバランスをつけて、在宅勤務を推し進めていた背景もあり、試みが可能になっております。

読んで頂いている皆さまの環境は様々かと思いますので、今回はこのような働き方もあるというご紹介と、改めて自分の時間・仕事との向き合い方を見直して頂くヒントになればと思い、取り上げさせて頂きました。是非ご興味のある方、そして可能な環境にいらっしゃる方はトライされてみてはいかがでしょうか。

JCMAではFace to Face の交流を通じて人とのつながりをサポートしており、女性委員会でもこの機会を好機と捉えて、広いコミュニケーションのつながりをサポートできるよう目指してまいります。

株式会社アーバン・コネクションズ 営業部

西田

女性委員会からのお知らせ

11月4日(木)に女性委員会ではオンラインにてイベントを開催予定です。

開催募集及び参加登録は10月初旬を予定しております。募集案内は今後掲載予定です。

募集開始のご案内を楽しみにお待ちください。

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2021年3月10日掲載 Vo.1:これってどういうこと?」

2021年6月4日掲載 「Vo.2:地球のために、働く時間」

2021年7月9日掲載 「Vo.3:今だからこその合縁奇縁~😈~