2015年4月1日に設立した「一般社団法人日本コンベンション協会(JCMA)」は、2025年4月に設立10周年を迎えました。
2025年6月現在、会員数は280を超え、日本最大のコンベンション団体としてMICEに関わる多様な業種の事業者や公的団体が集結し、業界の未来のための行動を取ることができるようになってきました。私たちJCMAは日本におけるMICE産業の発展と確固たる地位の確立を目指して活動してまいります。
また、日本の国際競争力強化に貢献するために、事業者のさらなる専門性を高めるとともに、教育機関とも連携しながら、次世代のMICE人材の発掘や教育、スペシャリストの育成など、人材の確保・育成にも一層注力してまいります。
MICEは政府機関による観光立国推進のために重要な要素であり、開催地に高い経済波及効果をもたらします。 加えて、多様な参加者が集まることによって、「イノベーションの創出や産業競争力の強化」、「国や都市のプレゼンスの向上」など、多くの開催効果にもたらします。さらに近年は、開催による地域への「レガシー効果」も注目されています。MICEの重要性は、今後ますます増し、社会経済活動の基盤となる大きな役割を果たすことが期待されています。
JCMAは社会の動向、政府の政策、MICE事業者の知見などを常に総括し、新たなMICEの形を切り拓く牽引役として、MICE活性化の取り組みを進めてまいります。
「人が集うと世界が動く」を合言葉に、コロナ禍を経てその重要性が再認識されたFace to Face の交流の場において、新たな価値と感動体験を創出するMICEの専門家集団として、世界とつながり、MICE産業全体のパフォーマンス向上を図ります。そして、日本が国際活動の拠点となることを願い、一丸となって活動してまいります。