日本最大のコンベンション団体として、2015年4月1日に設立した「一般社団法人日本コンベンション協会(JCMA)」は、2025年には設立10周年を迎えます。
2024年6月現在、260を超える会員規模となり、これによってコンベンション業界のあらゆる事業者や公的団体が集結し、業界の方向性などをまとめることが容易になってきました。私たちJCMAは日本におけるこの事業分野を強化し、産業としての確固たる位置づけを実現してまいります。
また、この分野の人材層を厚くしMICE国際競争力の強化に貢献するために、事業者のさらなる専門性を高め、教育機関とともに協力を図りながら次世代のコンベンション人材の発掘や教育にも力をいれていきます。
MICEは政府機関による観光立国推進のための重要な施策であるとともに、その開催によって、「高い経済波及効果」が見込まれます。さらに主催者や参加者、地域にもたらす様々な効果を通じて、「産業力の強化」や「都市のプレゼンスの向上」などが予想されます。そのためMICEの重要性は、今後ますます世の中に強く認識されていくでしょう。
そして社会経済全体が新型コロナウイルス感染症禍を乗り越えた現在、MICE自体も変革を加速させ、社会経済活動の基盤となる大きな役割を果たすことを期待されています。
JCMAは、ポストコロナにおける社会の動向、政府の施策、関わる事業者様の知見などを常に総括し、新たなるMICEの形を確立する牽引役として取り組みを進めてまいります。
そして、「人が集うと世界が動く」を合言葉に、Face to Face の交流を通じて世界とつながり、世界的に重要なコンベンションのパフォーマンスを上げ、新たな価値と感動体験を提供する専門家集団として、日本が国際活動の拠点となることを願い、一丸となって活動してまいります。