June 04, 2021
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JCMA女性委員会コラムVo.2:地球のために、働く時間
スティホーム中、毎日2時間弱の通勤から解放され、仕事前のウォーキング、ほどほどの家飲み。
ちょっと楽しみながら健康を感じながら日々を過ごしていました。
そんな流れで心の余裕ができ、地元の環境ボランティア活動に積極的に参加しています。
たまたま、私が懇意にしている地元サーフショップのオーナーが“ほのぼのビーチ茅ヶ崎”という団体の環境部会長をしており、それがきっかけとなり、「マイクロプラスチック回収実験プロジェクト」を進めています。
マイクロプラスチックとは直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックのことを指します。昨今、生態系に大きく影響を与えるということがマスコミで取り上げられています。海の近くに住み、釣り好きの私としては、釣ったおいしいアジがマイクロプラスチックを食べていて、健康被害の可能性があるなんて! 大問題です。
今回実施した「マイクロプラスチック回収実験プロジェクト」は、大潮の日、潮が引いている時に、地元建設会社のブルドーザーが砂浜の砂を波打ち際まで押し出し、満潮時を見計らってボランティアのサーフィン仲間などが海に入り浮いてくるマイクロプラスチックの回収作業を行うというものです。4月から2回実施。4月は、一般エリアを設け、200人近くの地元の方や近郊の町などが家族や友達を誘い集まってくれました。
みんな家から持ってきたバケツやザルなどを使い、実際にマイクロプラスチックの回収をしていただきました。
2回目は、コロナの状況を鑑み関係者だけで実施。日曜日にブルドーザーで砂を押しだし、2日後の火曜日に浜へプラスチックが打ち寄せられることを想定し、参加できるメンバーだけで海岸のマイクロプラスチック集めをしました。私も休業を利用し、朝から海岸で作業。顔や手は、日焼け対策をバッチリしていったのですが、短パンで行ったため足は真っ赤になってしまいました。とはいえ、地球のために働く時間がとれて幸せです。
今後、海洋プラスチックの問題に取り組んでいるNPOなどの活動を横軸でつなげるようなイベントを企画実施するようなことを業務の中でできたら、それも素敵だなと思う今日この頃です。
「マイクロプラスチック回収実験プロジェクト」に興味がある方、お声がけください。
参考:
NHK「未来への分岐点」https://www.youtube.com/watch?v=QhQOBWV9is4
ほのぼのビーチ茅ヶ崎「第2回マイクロプラスチック回収実験プロジェクト」
https://www.youtube.com/watch?v=a7Z-A90xz7s
Facebook: https://www.facebook.com/nagisa.symposium
株式会社フジヤ 降幡 恵
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