お知らせ・活動報告 Information

February 09, 2026

  • ダイバーシティ推進委員会

ダイバーシティー推進委員会:コラム Vol.4 ~ダイバーシティとチャレンジ精神:保守的な自分が考えたこと

ダイバーシティは、特別なテーマではなく、私たちの働く日常の中にあるもの——。
日本コンベンション協会ダイバーシティ推進委員会のこのコラムでは、現場で見つけた小さな気づきや、会員のみなさまの声を通して、多様性についてともに考えていきます。

Vol.4はダイバーシティ推進委員の五位尾さんです。

 

ダイバーシティとチャレンジ精神:保守的な自分が考えたこと

私はとても保守的なタイプです。

流行を取り入れることも少なく、新しいサービスや技術はすぐに試すより一歩引いて様子を見たいタイプです。様子を見過ぎで落ち着いてから行こうと思っていた店がなくなっていた事もありますが、 慎重であることは決して悪いことではないと思っています。
その一方で挑戦することもとても大切だと思っています。

仕事で何年もずっと同じ事ばかりしているのはある意味停滞ではないかと考えることがあり(もちろん同じ仕事を続けその道を究めることもとても素晴らしいことですが)、自分の成長のためにも今後も働いていくためにも新しいことを行う、新しいサービスに振れるということは、価値観やスキルのアップデートにつながるため、保守的な自分にはとても重要だと考えています。

 

「挑戦することもある意味ダイバーシティなのでは?」

そんな中で「挑戦することもある意味ダイバーシティなのでは?」と思いました。
ダイバーシティというと、人種や性別、バックグラウンドの違いを受け入れることをまず想像しますが、 「自分の中にある選択肢を増やすこと」も内面的な多様性ではないかと思いました。

自分とは違う価値観であっても選択肢として持っていることで寛容にとらえることができるかもしれません。
自分の中に複数の選択肢を持てるようになることで、仕事や日常の中でも、自分とは違う進め方や考え方に対してのハードルが下がり、一度受け止めて考えられるようになる気がします。

 

最近は小さなことでもいいので、毎日ひとつだけ新しい行動を加えてみる意識を持つようにしています。

たとえば、いつもなら慎重に構えてやる前から苦手意識をもってしまう作業を、今日は“とりあえず触ってみる”程度で始めてみる。

あるいは、新しいサービスを見つけたとき、すぐには使わなくても“登録だけしてみる”という選択肢を取る。
やってみた上でちょっと違うと思ったことでもやったことは大きな経験となります。

こうした小さな挑戦が積み重なることで、自分の中に違う思考の流れや行動のパターンが生まれ、複数の考え方を持つことができたり、状況に応じて選びやすくなる。

今回このテーマについて書こうと思ったのは「選択肢がもうひとつ増えれば、未来の景色は変わるかもしれない」——そんな静かな期待がどこかにあったからです。

ダイバーシティという大きな言葉は、どうしても組織規模の話が多いですが「自分自身の中にどれだけ幅を持てるか」という、もっと個人的で日常的なテーマでもあるのだと感じます。

保守的な自分も、少しだけ挑戦する自分も、その両方を許容できるようになったときに、行動の選択肢は自然と広がっていくと思います。
すべての人が同じように挑戦する必要はないと思っていますが、「選べる状態」でいること自体が、多様性の土台になるのではないでしょうか。

 

皆さんは自分の中のダイバーシティについて、どのように向き合っていますか?

 

JCMAダイバーシティ推進委員会 株式会社プリプレス・センター 五位尾 梓