January 26, 2026
- ダイバーシティ推進委員会
ダイバーシティー推進委員会:コラム Vol.3
ダイバーシティは、特別なテーマではなく、私たちの働く日常の中にあるもの——。
日本コンベンション協会ダイバーシティ推進委員会のこのコラムでは、現場で見つけた小さな気づきや、会員のみなさまの声を通して、多様性についてともに考えていきます。
Vol.3はダイバーシティ推進委員長の西田さんです。
自分らしさについて
「自分らしく働く」ことは、ただのキャリア選択ではなく、生きるということそのものにつながっているのではないかと思います。
誰かに合わせて無理をしたり、役割を演じ続けたりするんじゃなくて、自分らしさを大切にできることが、日々の心地よさを生み、未来への力になっていくのだと感じます。
人はみな同じ100を持ち、その中で表れ方が違うだけ
私たちのまわりには、そうした“自分らしさ”を持った人がたくさんいるなーって感じます。現場では、几帳面さや柔軟さ、コミュニケーション力やアイデア力など、それぞれの持ち味が活かされています。人はみな同じ100を持ち、その中で表れ方が違うだけ。だからこそ、互いの個性を見つけて「ここは任せるね」「ここは支えるよ」と補い合えるのだと思います。
大阪万博のパビリオン「いのち動的平衡館」。生命の基本である利他性に立ち返るための、38億年の「利他の生命史」を体感する。日常では生命の進化なんて全く考えないけれど、その空間からダイバーシティやインクルーシブな空気を強く感じていました。

私自身も、足りないところを仲間に助けてもらい、逆に自分が誰かをサポートすることで仕事を続けてこれたんだよなと思います。そうやって利他性を相互に発揮し、関係性を積み重ねていくと、不思議といろんなGiveが返ってくる。形は違っても、誰かのための行動が巡り巡って自分を支えてくれる。そんな循環の中にいるんだなって、この仕事をしていて強く感じています。
「その人らしさを大切にする」という、とてもシンプルで温かいこと
ダイバーシティ推進というと、難しそうな話だなと思ってしまいます。でも、実際には「その人らしさを大切にする」という、とてもシンプルで温かいことなのではないだろうか?と思います。
多様な人が集まることで、面倒なこともあるかもしれないけど、場はにぎやかになり、思いがけない発想や可能性が広がっていく。違いがあるからこそ、一緒に歩む楽しさがあると考えると、楽しくなるんじゃないだろうかって思います。
これから先、働く場を選ぶ人たちにとっても、今いる場所についても、「ここなら自分らしくいられる」と思える組織や人が増えていくといいなと思ってます。そして経営する立場にある人たちにも、「人が輝くことが会社を輝かせる」という感覚を持ち続けてほしいと思います。
自分らしさを尊重し合い、支え合い、Giveが巡り合う。そんな心地よい循環が広がっていくことこそが、未来をつくる大きな力になるんだろうなと信じています。

JCMAダイバーシティ委員会 株式会社PCO 西田美樹